暴走政治を阻止し
明るい日本への展望をきりひらくために

――日本共産党への入党を心から呼び掛けます

2014年2月   日本共産党


 いかがお過ごしでしょうか。

 日本共産党は1月に第26回党大会を開きました。大会は、安倍・自公政権の国民の利益に背く暴走と正面から対決し、新しい日本への展望をきりひらく活動方向を決めました。そのために、職場、地域、学園で国民と共同して活動する日本共産党の力をもっと大きくしたい、地方議会でも国会でもさらに大きな地歩を占めたい――大会は、2010年代に現在の党の力を2倍にし、若い力を着実に増やしてゆく方針を決めました。

 全国の党支部と党員が、大会の方針を身につけつつ活動を進めています。あなたがいま、この党の一員に加わってくださることを、心からよびかけます。

 安倍政権の暴走に強い憤り、不安を感じておられるのではないでしょうか。

 消費税大増税、労働法制大改悪、社会保障解体、原発再稼働と輸出促進、TPPのごり押し、沖縄への新基地建設強行、秘密保護法に続き教育行政・内容の改定、集団的自衛権行使への解釈改憲のたくらみなど「海外で戦争する国」づくりの飽くなき推進。海外からの批判を浴びる歴史逆行の靖国神社参拝……。

 こうした暴走リスト実行の一歩一歩が、多数の国民の民意に逆らうものであり、国民との間での矛盾を深めつつあります。国民各層の怒りと反撃、たたかいを呼び起こし、それは大きく発展しつつあります。

 党大会は、21世紀の10年余に世界で起こっている平和と社会進歩の流れを明らかにしましたが、「戦争する国」づくりを頂点とする安倍政権のたくらみが、世界の流れに背く時代錯誤の逆流であることはあまりにも鮮明です。

 安倍政権の暴走はまた、「アメリカいいなり政治」「極端な大企業中心主義」の「二つの異常」を特質とする戦後の自民党型政治が、完全に行き詰まり危機に陥った結果です。「異常」をそのままにして危機の反動的打開をめざして暴走する、こんな方向に絶対に未来がないことも明白です。

 「対決」「対案」「共同」――大会で確認した、いまの政治に臨む日本共産党の基本的な政治姿勢です。「二つの異常」を断ち切ることを党の基本方針として掲げてきた党だからこそ、暴走と「対決」するにあたっても、政治・経済・社会・文化、どんな分野でも豊かな「対案」を示すことができます。鮮明な「対案」があってこそ、徹底的に「対決」することができます。さまざまな階層・分野の人々と思い切り「共同」を広げ、その力で新しい政治を切り開くことができるでしょう。

 暴走に抗してたちあがる国民の願いの根底には、人間らしい生活、平和と民主主義、さらに「3・11」を経ていっそう深まった「国民が主人公」の政治への、深い思いがあり、無限のエネルギーがあります。この願いに寄り添ってともに頑張ろうではありませんか。

 いま日本共産党以外の主な野党をみると、安倍政権の暴走に同調し、けしかける野党(維新・みんな、など)、暴走を批判はするが「対案」がない野党(民主)ばかりです。国民の自民党批判をまったく共有できず、批判の「受け皿」になりません。

 こうして日本政治はいま、「自共対決」の時代に入っています。日本共産党の得票数や議員数などはまだ少なくても、政治的には国民のなかで多数派であり、草の根での結びつきの広がり、企業献金や政党助成金に頼らない資金網の広がりなどでは、すでに自民党と互角です。

 「二つの異常」から抜け出したとき、「国民が主人公」の日本が実現できます。日本政治はいまそういう大きな転換点にさしかかっています。日本の政治を前にすすめるために、ご一緒に日本共産党の力を強め、国民の共同を広げてゆこうではありませんか。

 日本共産党は、「二つの異常」を脱した「国民が主人公」の日本からさらに進んで、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間関係からなる共同社会――社会主義・共産主義の日本の実現をめざしています。

 今度の党大会は、発達した資本主義国としてすでに巨大な経済力をもっているという点でも、また自由と民主主義、政治体制という点でも、日本での社会主義への道は、中国などとは異なるものになることを含めて、その豊かで壮大な展望を、明らかにしました。

 世界の歴史も日本の歴史も、大局的に見れば、一時の逆流はあってもそれを乗り越え、自由と民主主義、繁栄の方向へと進んできました。自然にそうなったのではなく、社会進歩をすすめる無数の人々の働きかけと行動の結果です。逆流にたちむかい乗り越える意思を持った人間の行動は、歴史を前進させた力として歴史に刻まれるでしょう。

 いま日本の歴史の分岐点です。日本共産党を強く大きくすることは、歴史をすすめ政治を変える根本の力です。日本共産党の一員として、新しい人生を送ろうではありませんか。

 党員は、綱領と規約を認め、支部に加わり、(1)支部会議に参加し、(2)「しんぶん赤旗」日刊紙を読み、(3)党費(実収入の1%)を納めます。仕事や生活の条件を大切にしながら、学び、活動します。いま、日本共産党は、入党したみなさん方が大切にされ、成長する温かい党づくりをすすめています。みんなで力をあわせ、政治や社会を変えようとしている日本共産党――あなたが、この党に加わってくださることを重ねて呼びかけるものです。

日本共産党に入るには

18歳以上の日本国民で、日本共産党の綱領と規約を認める人は、党員になれます。

党員はつぎの四つのことを大切にしています(「四つの大切」)

 ○ 「しんぶん赤旗」(日刊紙・日曜版)を読む

 ○ 支部会議に参加する

 ○ 学習につとめ活動に参加する

 ○ 党費(実収入の1パーセント)をきちんと納める

入党のお申し込みは

 入党申込書に必要な事項を記入し、お知り合いの党員2人の推薦をうけ、入党費300円をそえて申し込みます。



真実を伝え、希望をはこぶ「しんぶん赤旗」を、ぜひご購読ください。

>日刊紙 月3400円
>日曜版 月800円

 
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