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ダムの内水被害解消に効果ないと県は認める─石坂ちほ県議(長野市区)の一般質問![]() 日本共産党の石坂ちほ県議は28日、一般質問に立ち、浅川の治水対策等を県民の立場から質しました。 長野市の浅川で発生した主な災害は下流の内水災害であり、ダム(穴あきダム)をつくっても治水効果はうすく、上流にダムをつくるのではなく、内水対策や千曲川の抜本的改修を優先するよう迫りました。 答弁に立った原悟志土木部長は、ダムによる内水被害解消に「効果がないことは申し上げてきた。千曲川との合流点での水門の開閉に効果の大小がある。」と、ダムの効果のなさを県自身が認めました。また、浅川自身の洪水による外水被害があったのかとの質問には、「過去に内水災害はあった。」と述べましたが、外水被害は証明できませんでした。このような無駄で役に立たないダム計画を、あくまで推進しようとしています。さらに村井知事には、30年前の数値である浅川の基本高水の再検証、安全性を検証する地質調査を求めましたが、「これ以上、時間を費やしてデータを収集する必要はない。」とまったくとりあいませんでした。 この他、長野市中心市街地に設置されたトイーゴに関連したまちづくりの提案、長野以北の新幹線開業によりJRから経営分離が予想される信越本線の存続への県の決意、産科医師補足への対策として助産師活用の支援策を求めました。
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