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高齢者に冷たい村井知事答弁─高村京子県議(上田市)の一般質問

後期高齢者医療制度、地域医療問題などをとりあげ質問する、高村京子県議 日本共産党の高村京子県議(上田市)は二十三日、二月定例長野県議会の一般質問で、後期高齢者医療制度、地域医療問題などをとりあげました。
 七十五歳以上の後期高齢者を対象に、年金から年額九万円にもなる医療保険料を天引きする制度が来年四月から開始になります。しかも、全県の市町村が参加する広域連合が保険者です。高村県議は、多額の負担を強制的に求める制度が、村井知事が掲げる「すべての人々が安心して暮らせる長野県」といえるのかと質問。村井知事は、「制度を堅持するために、やむを得ない。」と冷たい答弁でした。
 上小地域二十万人の命と健康を守るかどうかの重大問題である長野病院、日赤上山田病院の医師不足や、看護師不足を原因とする病床閉鎖などの対応についての質問では、渡辺庸子衛生部長は、「医療圏ごとに対策の検討会議を設置する。」と述べました。また、県内の医師不足は八十三病院・三百二十七名、看護師不足は一月の県の調査で一千四百四十名「きびしさを増している」とのべました。
 この他、北陸新幹線の長野開通に伴い、軽井沢から篠ノ井間が、JRから第三セクターしなの鉄道に経営が移り、先ごろ、しなの鉄道は六月から運賃値上げの方針を発表。篠ノ井・長野間のJRの割引制度も廃止される問題、きのこ農家が大手きのこ生産企業による県内各地への進出により経営が困難になっている問題についても質問しました。

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