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長野県議会開会
  村井知事浅川ダム建設を表明

 2月定例長野県議会が14日開会しました。
 村井仁知事は、県議会開会直前に、ダム建設を中止した浅川に、新たに「治水専用ダム」(穴あきダム)を建設することをあきらかにしましたが、改めて本会議の議案説明でも、「最も望ましいという判断に至りました。」とダム建設の推進を表明しました。
 今回提案された当初予算案は、一般会計8462億円(前年度比2.6%の伸び)で、六年ぶりに前年度を上回る規模になりましたが、県職員のリストラなどを担保にした「行革推進債」という新たな借金を百億円盛るとか、財政運営の基本方針は、「企業的な発想」を前面にした中身です。
 その典型が企業誘致のための事業です。県外からの新たな大型投資による企業立地に対する補助金の限度額を三億円から十億円に拡大して誘致を促進しようというもので、他県との企業誘致競争に熱心といえます。また、企業誘致に対しては不動産取得税の減免もします。
 一方、県民に対しては高校をはじめ技術専門校、農業大学校、林業大学校の授業料の値上げなどの負担増が押しつけられます。
 この他、「戦争国家づくり」につながる「県国民保護計画」に基づいた図上訓練予算を初めて計上。市町村合併への対応として、「市町村合併審議会」設置条例が提案されています。
 会期は3月12日までです。

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