長野駅前で「柳沢厚生大臣の罷免を求める」街頭宣伝

　2月６日、日本共産党長野県女性地方議員の49名は「柳沢伯夫厚生労働大臣の暴言に抗議し、即時罷免をもとめる声明」を発表しました。
　又、同日朝、JR長野駅前で石坂ちほ県議、中野さなえ県女性・児童部長、和田あき子県議候補、野々村ひろみ長野市議、永井己恵子長野市議、野口美鈴中野市議らが出勤途中の市民に柳沢厚生労働大臣に対する抗議と罷免を求めて訴えをしました。
　石坂県議は「結婚も子どもを産み育てることも躊躇するような労働条件に若い人がおかれている中、女性や働く人を応援する立場にあるべき柳沢伯夫厚生労働大臣が女性蔑視の発言をすることは許されない。自民党総裁選の貢献したから辞任させないと言う首相の考え方は国民の立場からはおよそ程遠いもの」とのべ、OECD調査でも女性が大切にされない日本、幸せに暮らせない日本であること。パリ市の取り組みも紹介し、「女性の就業率が高い長野県で女性の賃金を男性並みに近づけることこそ少子化対策に有効」と訴えました。

柳沢伯夫厚生労働大臣の暴言に抗議し、 　即時罷免をもとめる声明 　　　　　　　日本共産党長野県女性地方議員団
柳沢伯夫厚生労働大臣が公の席で「女性は子どもを生む機械」と発言したことは、きわめて重大な問題であります。 　これは、女性の人格と尊厳を否定する絶対に許すことのできない最低・最悪の発言です。 　子どもを生んだ女性も子どものいない女性もこれほど深く傷つけられることはありません。 　わけても、福祉・健康・労働における国民の人権を守ることを職責とする厚生労働大臣の発言として二重に許しがたいものです。 　総理は、「厳重注意をした」とのべていますが、それでことを済ませられるような問題ではありません。 　この問題でのけじめがつけられなければ、安倍内閣とともに、与党の自民党と公明党も人権へのモラルは柳沢大臣と同じレベルといわざるをえません。 　日本はいま、正規雇用の破壊がすすみ、ワーキングプアと呼ばれる低賃金の非正規労働者がひろがり、長時間労働がおしつけられ、結婚をすることも子どもを生むことすらままならない社会になってきています。 　自民党・公明党の政治はこのような働くルールを破壊する財界言いなりの政治をすすめながら、少子化の責任を女性におしつけようとするものです。 　　 　私たちは、安倍総理はただちに柳沢泊夫厚生労働大臣を罷免することを要求します。また、与党の自民党・公明党が柳沢大臣をいつまでもかばい続けるなら、国民の厳しい審判をうけることになるでしょう。 　　　　　　　　　　　　　　2007 年 2 月 6 日
【呼びかけ】
石坂ちほ　長野県議会議員（長野市） 藤沢のり子長野県議会議員（松本市） 高村京子　長野県議会議員（上田市） 毛利栄子　長野県議会議員（岡谷市）
【賛　同】
野々村博美　長野市議会議員 永井巳恵子　長野市議会議員 宮尾光子　　信州新町議会議員 伊藤まゆみ　飯綱町議会議員 土谷フミエ　須坂市議会議員 野口美鈴　　中野市議会議員 小林正子　　小布施町議会議員 相沢昭子　　佐久市議会議員 小林松子　　佐久市議会議員 小林より子　小諸市議会議員 柏木博美　　小諸市議会議員 高見沢春野　佐久穂町議会議員 市村千恵子　御代田町議会議員 古市順子　　上田市議会議員 山崎美喜子　東御市議会議員 円尾美津子　坂城町議会議員 宮下奈美恵　岡谷市議会議員 守屋陽子　　諏訪市議会議員 廻本多都子　諏訪市議会議員 伊藤真知子　茅野市議会議員 鈴木明子　　塩尻市議会議員 藤森スマエ　下諏訪町議会議員 金井敬子　　下諏訪町議会議員	小池みのり　原村議会議員 上田とめ子　木曽町議会議員 瓜尾美佐子　大桑村議会議員 柳川広美　　伊那市議会議員 前沢啓子　　伊那市議会議員 馬場宣子　　駒ヶ根市議会議員 桜井はるみ　辰野町議会議員 三浦寿美子　飯島町議会議員 三沢澄子　　南箕輪村議会議員 桃沢時江　　中川村議会議員 竹沢久美子　中川村議会議員 伊壺敏子　　飯田市議会議員 松井悦子　　松川町議会議員 金子聡子　　阿南町議会議員 本島賞子　　喬木村議会議員 犬飼明美　　松本市議会議員 澤田佐久子　松本市議会議員 松島吉子　　大町市議会議員 山本久子　　池田町議会議員 服部久子　　池田町議会議員 高山秀子　　山形村議会議員 大池俊子　　山形村議会議員
以上49名