もうり栄子県議が一般質問
教育長「県として個別の公表はしない」と答弁（10/11）

　もうり栄子県議は１１日、一般質問を行ないました。
　文部科学省が来年４月に実施を予定している「全国いっせい学力テスト」について、過去に導入されたが競争教育が激化し、中止となったもので、今回のような都道府県別に平均点を公表するようなやり方は、再び競争教育が懸念されるとの立場から、県として「市町村別、学校別に結果の公表をするのか」と、山口利幸教育長に質問しました。
　教育長は、「県として個別の公表はしない。」と答えました。

　また、岡谷市が実施する住宅災害被災者の個人給付に対し、県としても支援するよう要求しました。村井仁知事は、「税金の補填をどこまでやるか難しい」との従来の立場を繰り返しましたが、すでに全国知事会が、住宅本体への支援を求めていることに対しては、「全国知事会の枠組みで対応していく」との立場を表明しました。
　
　この他、今回の豪雨により諏訪市を中心に二千五百戸におよぶ浸水被害となった諏訪湖の内水対策の強化、県のホームページから県民が知りたい情報が削除された情報公開問題と、県民参加の政策決定の促進についても質問しました。