くらし守る２議席ぜひ信州新町町議選

宮尾、酒井候補訴え　18日告示

　長野県信州新町の町議選が十八日に告示（二十三日投票）されます。定数は四減の十二。地域しめつけと候補者絞り込みによる一人オーバーの少数激戦の様相です。

　日本共産党からは現職の宮尾光子氏（56）と新人の酒井たかかず氏（60）が立候補し、現有二議席必勝をめざします。党町議の中村かずまさ氏は、同時におこなわれる町長選に無所属で出馬します。

　昨年九月議会では、長野市との合併決議に日本共産党以外の全議員が賛成。しかし、町民からは「このまま長野市と合併しえちょいのか」「医療費が高くて大変」「通院、通学のバスを確保してもらいたい」など、不安な声や切実な願いが寄せられています。

　党議員団は、乳がん検診（マンモグラフィー）の新町病院への導入、台風災害の復旧、町内業者の仕事確保など願い実現に奮闘してきました。宮尾、酒井の両氏は「合併については町民的論議を深め、住民投票で決めるべきだ」と主張、子育て支援などくらしを守る日本共産党の二議席への支持を訴えています。

（2006/4/16　しんぶん赤旗）