長野　合併に伴う上田市議選（2日告示、9日投票）

はっきりもの言える新議会　党5議席実現で

　長野県上田市の市議会議員選挙が4月2日告示9日投票でたたかわれます。同市は3月6日に4市町村が合併。

　旧上田市・丸子町・真田町の選挙区は定数32で、日本共産党から旧上田市議の金井忠一さん(55)、渡辺正博さん(55)と旧丸子町議の久保田由夫さん(50)、新人の古市順子さん(53)が立候補します。25日現在43人が立候補を予定し大激戦。旧武石村選挙区は定数2で、日本共産党から同村議の新井繁雄さん(57)が立候補します。一人はみだしの少数激戦です。党派別では日本共産党以外、公明党が4人でるほかは無所属です。

　旧上田市は昨年、国民健康保険税を引き上げ、新市になって介護保険料、水道料金など公共料金の値上げが住民の間で心配されています。一方、合併に伴い920億円もの施設・道路建設が計画されています。日本共産党は「税金の使い方を福祉・子育て優先に」と訴えています。

　また、上田産院存続問題で日本共産党は、母親たちの連動を議会内外で全面的に支援してきました。

　党上小更埴地区委員会は、「1票を争う激戦です。党支持を切り崩す『大丈夫論』攻撃もあります。新しい市議会ではっきりものを言える日本共産党の5議席実現には、全党員が支持者・後援会員とともに全有力者規模で対話し、政策を広げるにかかっています」と呼びかけています。

（2006/3/26　しんぶん赤旗）