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生活の足確保へ木曽町が新交通システム

住民から歓迎の声 電話一本で玄関まで

 

木曽町の足湯でくつろぐ町民

 長野県木曽町(田中勝己町長)は、三月一日、路線バスの廃止にともない住民の足を確保し、充実させるための「生活交通システム」の試案を町議会に示しました。

 
 この試案は、木曽町に合併した四町村の合併協議会の中で論議され、昨年十一月の町長選挙で田中町長が公約として打ち出していたもの。住民からは、「これで病院へ安く通うことができる。本当にうれしい」「バス停まで出るのも年寄りには大変だったけど、家の近くまで来てもらえて安心です」など歓迎の声があがっています。

 試案は、1.地域の中核的な病院である木曽病院と、日義、三岳、開田の三支所を結ぶ基幹路線を設ける2.基幹バスと連絡しそれぞれの支所と周辺の集落を結んだり、市街地を巡回する「補助交通システム」を運行する―計画です。基幹路線は路線バスと同じ大型で、旧町内はマイクロバスかジャンボタクシーにする案になっています。

 補助交通システムでは、登録すれば、電話一本で自宅のすぐ近くまで車を着けてもらえる方式も取り入れたいとしています。料金は旧町村内の移動は百円とし、基幹路線は最大でも五百円程度におさえる予定です。

 町では、六月から来年三月まで試行運転し、町民アンケートも実施して来年四月には本格的な運行を開始したいとしています。

(2006/3/5 しんぶん赤旗)

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