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雪害救助員が足りない 飯山で中野氏と党市議が調査

1人暮らし 700世帯 高齢者 1300世帯

 日本共産党長野県委員会の中野早苗・女性児童部長と小林喜美治、高橋正治の両飯山市議は6日、屋根に積もった大雪のため前日午後7時ごろつぶれた飯山市緑の家屋を現地視察しました。

 同家には服部愛子さん(63)が1人で暮らしていましたが、事前に避難していて無事でした。中野さんらは視察後、市の豪雪災害本部を訪れて実情を聞きました。

 昨年から続く大雪で、飯山市では1月としては観測史上最高の積雪を記録。6日には積雪233センチ(午前8時現在)。例年2月には2メートルの積雪がある豪雪地帯ですが、今年は先月11日からほぼ連日、降雪が続いています。高橋市議も、「私は60年間ここに住んでいるけど、1月にこんなに雪がふったのは記憶にありません」といいます。

 つぶれた家は急こう配の屋根で、自然に雪が落下する構造でした。同じ集落に住む服部修造は「これだけ降ったら落ちた雪が下につかえて落ちなくなる。1人暮らしだと雪掘りもできなかったのでは」といいます。

 1人暮らしなどの高齢者世帯の雪下ろしをする雪害救助員派遣制度がありますが、救助員が少ないため325対象世帯の多くに派遣できないのが実態。市内の高齢者は1300世帯、1人暮らしは700世帯です。

 中野さんらが、市との懇談で市側の要望を聞いたのに対し、応対した市の職員は、「大雪の排雪場所の確保や除雪作業員を確保するのが大変だ」といいます。小林市議らは「通学路に4メートルもの雪の壁ができている。学校が始まる前に排雪しないと危険だという声がでている。早急に検討してもらいたい」と要望しました。

(2005/1/7 しんぶん赤旗)

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