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木曽地方で初、南木曽町で9条の会中仙道の宿場町、妻籠のある長野県南木曽町で二日、「南木曽九条の会」発足総会が開かれ三十六人が参加しました。町民九十四人の賛同者が集まっています。木曽地方での「九条の会」発足は始めてです。 総会では、呼びかけ人を代表して越隆太郎さんがあいさつ。「おおぜいの犠牲の上に勝ち取った憲法をないがしろにしてはいけない。みんなが力を合わせて、戦争の惨禍がふたたび繰り返されないようしましょう」と訴えました。 憲法学習会もおこなわれ、名古屋大学名誉教授の長谷川正安さんが講演。「日本の歴史を見ると憲法に対する国民の関心は高くなかった。明治憲法は国民に秘密裏につくられ、制定後約十年ごとに戦争がおこなわれてきた。そのことが大きく影響している。しかし、新憲法のもとで六十年間、戦争をしないできた。国民のなかに憲法と九条が定着してきたといえます」とのべました。 同町では、三月に「戦争を語り継ぐ夕べ」を開催。満蒙開拓経験者の戦争体験などが語られました。この「夕べ」を契機に、集落ごとに一軒一軒を訪問して、「憲法九条を守る県民過半数署名をすすめる会」の署名集めがおこなわれてきました。 こうした中で「わが町にも『九条の会』をつくろう」と、有志で準備が進められました。 (2005/7/3 しんぶん赤旗)
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