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栄村「郵便局は唯一の金融機関」 住民が訴え

 郵政民営化法案の参議院での審議入りを前に、日本共産党の吉川春子参院議員は、10、11の両日、長野県栄村の秋山郷にある小赤沢簡易郵便局を視察し集落の住民から実状を聞きました。

 秋山郷は信越県境にまたがる秘境。栄村の中心部から秋山郷までは30`も離れており、県境を越えてからでないといけません。集落唯一の簡易郵便局は、津南町にある親局の大割野郵便局から村が委託を受け、村の秋山支所で村職員が代行しています。集落にはこの局以外に金融機関はありません。

 「年金を受け取るのも、税金や公共料金を払うのもすべてこの簡易郵便局です。郵便局は地域の生活の要、村民の命綱です。もしこの郵便局が無くなったら、1日3便しかないバスで往復50`を1200円かけて津南町までいかなければなりません。2b以上の雪が降る冬はどうしたらいいのか。ここに住むなというのか」

 住民は簡易郵便局の果たしている役割を次々と訴えました。吉川議員は、「小泉首相らの答弁をみても、簡易郵便局が本当に残り、金融サービスを続けることができるのかはっきりしません。とにかく民営化ありきで突き進んでいるだけ。郵便局の地域で果たしている役割を国民に知らせ、参議院で民営化法案を否決しなければなりません」と住民に呼びかけました。

(2005/7/12 しんぶん赤旗)

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