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１００回目のピースウォーク　上田市

　長野県上田市でおこなわれてきたピースウォークが十一日、百回目を迎えました。アメリカによるイラク戦争開始直前に、市民らでつくる「有事法制反対・憲法を守る上小地区連絡会」がよびかけて、二〇〇三年三月に始まったもの。イラク戦争や自衛隊派兵反対を訴えて街頭宣伝とデモ行進を毎週続けてきました。

　当日は午後一時半から市内中心部の交差点で、参加者が「守ろう憲法九条　イラク派兵反対」など思い思いのプラカードを掲げ、“あなたの生の声で平和を守ろう”とリレートークもおこないました。

　「コツコツ続け、じんわり仲間を増やそう」「子どもに弱いものいじめしてはいけないと教えられるように大人が世界を変えないと」「戦争や軍隊を肯定する映像が知らないうちに国民に押し付けられています。平和の声を大きくし憲法九条を絶対に守ろう」などと、女性や若者が次々発言しました。

　上田市役所前を出発したピースウォークには百三十人の市民が参加。ベビーカーを押すお母さんや、虹のピースフラッグをマントにした女性などが上田駅前まで元気よく歩きました。

　駅前では「平和を守る市民集会」を開催し、上田聖書教会牧師の菅原正道さんがあいさつ。日本共産党の高村京子県議も参加しました。