ホーム > ニュースと話題 > 2005年2月 >

竜丘９条の会結成　１２０人をこえる呼びかけ人

　長野県飯田市の竜丘地区（有権者五千四百人）で「九条を守る竜丘の会の結成のつどい」が十一日に行われ、予想を越える六十五人が参加しました。現職市議や弁護士など百二十人が呼びかけ人になっています。

　つどいにむけ、新聞店の協力で全戸にチラシを折り込み、有線放送で各戸に知らせ、宣伝カーも出しました。

　「飯伊九条の会」の呼びかけ人の今村真直さんが講演。飯伊地区の平和運動の歴史や改憲の動きを報告し、「九条の会」の澤地久枝さんの「みんなでいい顔をしながら、でも私たちは譲らないで、鉄の意志、鋼の意志を失わずにやっていきたい」という言葉を紹介しました。

　会場からも発言が相次ぎ、熊谷美男さんは「押し付けられた憲法という意見もあるが、いいものはいい」、笹岡富男さんは「憲法は国権をしばっていくものだと良く分かった」、男性は「よく結成にこぎつけてくれた。声をさらに大きくして歯止めにしたい」など九条への思いを語りました。

　毎月九日を憲法の会として集まりをもつ、九条改悪反対の手作りバッテンバッチをつくり広げる、竜丘で二千七百人を目標に署名をすすめることなどを決めました。参加者のメッセージカードを「九条の木」（写真）にはって会場を飾りました。