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佐久9条の会結成　参加者“行動の場できた”

　佐久地方の「佐久9条の会」結成のつどいが11日、佐久市内で開かれました。200人を超える参加で会場に入りきれない人もでました。元佐久市長など34人が呼びかけ人となっています。

　平和委員会顧問の小林徹さん（89）は「青年時代はすべて戦争だった。同級生のうち60数人が死んだ。その友人の顔を思い浮かべながら、何とかお役に立ちたいと呼びかけ人なった」、天理教蓼科分教会長の武捨精一さんは「小さな宗教者の力ではありますが、勇気をもって9条の会にきた。みなさんとともに頑張りたい」、元佐久市議の木内喜美江さん（79）は「東京大空襲を経験した。もう一度戦争をしようというなら声を大きくして反対しなければならない」とそれぞれ自らの思いを語りました。

　事務局の竹内達郎さんは「政治的立場の違う人たちが平和のために集まった。きょうを契機に、署名などを推進していきたい」と訴えました。

　会場から佐久市の片井るい子さん（69）が「これから自分がやることがみつかった」と発言しました。