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学費値上げは困ります 信大 1400人の署名 学生が提出

 国や大学に学生の声を 説明会で質問、意見つぎつぎ

 信州大学学生自治会連合(渡辺雅治委員長)は2日、松本市の信州大学本部で小宮山淳学長に、授業料値上げに反対する署名(学生1382人分)を提出しました。3日には、信州大学本部が学生への説明会を行いました。

 井上和行副学長は「学生自治会連合の方々が1400人近い(授業料値上げ反対の)署名をもってきてた。要望があったことについては、これからも検討したい」と述べ、大学予算のない様について説明しました。

 学生から質問が相次ぎ、農学部大学院生(23)が「値上げは世界の流れに逆行している。値上げしないという判断はありうるのか」と質問。井上副学長は、まだ検討中であり、18日に行われる経営協議会で方向がだされることを明らかにしました。

 政府は2005年度予算案で、各国立大学法人の授業料の基準となる「標準額」を1万5千円値上げした53万5千8百円に改定し、大学運営交付金を削減しようとしています。信州大学でも一億5千万円の削減となります。現在国会で審議中です。

責任は政府・財務省に

―渡辺委員長の話―

 副学長は、「値上げをしないと運営が厳しくなる」との趣旨説明をされましたが、求めるべき財政責任は学生・父母ではなく政府・財務省にあります。この点を踏まえつつ、18日の経営協議会までに協議会の委員に学費の値上げをしないよう要望書を提出するなど、信大学連として国や大学に学生の声を届ける活動を引き続き展開したいと思います。

(2005/2/6 しんぶん赤旗)

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