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麻績9条の会 つどいに100人
無言館館主・窪島氏の講演、現村長も参加(8/20)

会場いっぱいの参加者=20日・麻績村 長野県麻績村の「麻績九条の会」は20日、戦没画学生の遺作を展示している美術館・無言館(上田市)の館主で作家の窪島誠一郎氏を講師に招き、「発会のつどい」を行ないました。会場のシェーンガルテンおみには、会場いっぱいの100人を超す参加者がつめかけました。

 地元の女声コーラスグループの合唱で幕を開けた「つどい」は、窪島氏の講演のほか、松本市の松商学園高校放送部制作のビデオ「いま飛び立とう 自由と愛のために」も上映。特攻戦死した上原良司さん(長野県穂高町=現安曇野市出身)の遺族や元同僚の証言に、ハンカチで目を覆う姿も見られました。

 講演に立った窪島氏は、「無言館は反戦のメッセージ性が強調されるが、戦没画学生は反戦・平和のために絵を描いたのではないことも知っておいてほしい」と強調。「彼らは自分の命が身近な人たちの命によって支えられていることへの感謝を描いたのです。彼らが本当に告げたいのは、戦争の告発だけではありません。戦後60年、私たちがどんなにかけがえのないものを失ってきてしまったか、私たちが戦後をどうやって生きてきたかを問わなければ本当に戦争を見つめることにはならないのではないでしょうか」とのべました。

 窪島氏はまた、東京音楽学校出身の特攻隊員を描いた映画、「月光の夏」のモデルとなった佐賀県鳥栖市の小学校のピアノのエピソードにふれ、「人間の命は自分が感動した記憶を他者へ伝える役目をもっています。人は誰でも心の中に一冊のスケッチ帳をもって生まれてきています。人の真似ではない自分の絵を描いて記憶をつなげる仕事をすることが大切ではないでしょうか」と結びました。

 「つどい」では飯森文治・麻績村長が「戦後に生きる人たちが平和の大切さを集約し伝えていく努力をすることが大切。九条の会の運動もそのひとつだと思います」「豊かな自然、美しい景観は平和の象徴のひとつです。村内でも一、二を争う景観のこの地で会の発会式が行なわれたことに意義を感じる。会がこれからますます発展されるよう祈念します」とあいさつしました。

 また麻績村にゆかりのある碓田のぼる氏(新日本歌人協会前代表理事)、日本共産党員で前坂北村長の青柳修三氏があいさつを行い、筑北村長の関森省吾氏からメッセージが寄せられました。

                                  

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